コラム

摂食障害の子を持つご家族の方へ伝えたい、大切なこと。

Posted on 2014.07.17
  
 

私の摂食障害克服メンタリングは、

ご本人と親御さんの、お二人で受けていただくことも多いです。

 

たいてい、ご本人が一人じゃ不安だからと

親御さんが付き添われるのだけれど、

 

時として、

 

親御さんのカウンセリングになることもある。

 

先日いらして下さった方も、

まさに、そんなケースでした。

 

 

 

人間関係は、ほんとうに鏡です。

 

「娘が笑わないんです」

 

そうおっしゃる親御さんの顔こそが、

娘さんと同じように、表情のない顔をされているの。

 

最近子どもが笑っていないな、と感じる時は、

ご自身が、笑っていない時かもしれません。

 

 

昨日いらして下さったお母さまは、その逆で

 

ツラいことがあっても

ニコニコ笑っているタイプ。

 

ツラいことをツラいと感じる感覚も

無意識に麻痺させているので

(そうしなければ、生きてこれなかったから)

 

ご本人にストレスがあるという自覚はない。

 

むしろ、ストレスを感じる心を

どこかに置いてきてしまっている。

 

 

そんなお母さまが、

ある私の言葉が引き金になり、

思わず、

 

わっと顔を伏せられた瞬間がありました。

 

 

ツラいとか、苦しいとか、理不尽だとか

そんなの感じる感情を、

とうの昔にどっかに置いてきてしまったお母さまの

 

おそらくとても久しぶりの涙。

 

 

それを、優しく傍らで見守る

娘さんの視線のあたたかさといったら・・・

 

それは、まさしく

 

「母」

 

そのもので、

私もついつい、もらい泣きしてしまいました・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こういう逆転現象

 

摂食の母子には、時に起こります。

 

 

 

摂食障害の子を持つ親御さんが、

私のところにいらして下さるのは、

 

おそらくとっても勇気が要ることだと思います。

 

 

なぜなら、自分の子育ての過ちを

指摘されるのだと分かっているから。

 

その銃弾を、よけずに受け止めて

血を流す覚悟をされた方がいらして下さるのだと

 

感謝しています。

 

 

 

確かに、摂食障害は

母子関係が原因だと言われている。

 

私も当事者として、それが全てではないけれども

間違いなく原因のひとつだとは思う。

 

 

けれども、摂食障害の子をもつ親御さんに

声を大にして伝えたいのは、

 

違うんです。

 

 

「子育ての過ち」じゃない。

 

あなたの子育てが、

 

間違っていたわけではないんです。

 

 

ではなぜ、

子どもが病気になってしまったのかといったら、

 

 

「あなた自身の問題」

 

「あなた自身の生きづらさ」

 

 

それが、子どもを鏡にして

出てきたの。

 

 

 

だから、摂食障害の子を持つ親御さんに

持って欲しいのは、

 

自分自身を責める覚悟ではないんです。

 

 

そうではなく、

本当に持って欲しいと願うのは

 

 

子どもと一緒に、

人生をやりなおす覚悟。

 

 

そのチャンスを、

子どもたちが、自分たちの身を呈して

伝えてくれているんです。

 

 

どうか、親御さんは親御さんの

 

ご自身の人生を活きて下さい。

 

 

それが、摂食障害の子たちの

 

本当の望みです。

 

 

 

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がんばる教と摂食障害。

Posted on 2014.06.27
  

 

 

先日、心屋ぢんのすけさんのこの記事を読んで

 

 

「あ~、そうそう

 

私は、母に認めてもらうためにがんばりすぎて

 

がんばりきれなくなり

 

ブレーカーがガーンと落ちて

 

摂食障害になったんだな~」

 

 

と思いました。

 

 

 

で、摂食障害になって

 

体重25キロになっても

 

まだまだ頑張ることをやめられなくて、

 

それでも

 

「まだまだ足りない」

 

「もっと痩せたい」

 

と思っていたなあ。

 

 

よくやってたよ、自分(T_T)

 

 

 

 

今は、昔の私と同じように

 

がんばり続けて

 

がんばれない自分を責める子たちが

 

話をしに来てくれている。

 

ブレーカーが落ちても

 

落ちていることにすら、気付かない子たち。

 

 

 

 

「お母さんは、がんばっている私が好き」

 

「お母さんは、がんばっている自分しか認めてくれない」

 

 

あの頃、私も確かに、そう思っていたけれども

 

今なら、そうじゃないということが分かる。

 

 

 

「お母さんは、がんばっている私が好き」

 

「お母さんは、がんばっている自分しか認めてくれない」

 

 

と、思い込んでいるのは

 

実は他でもない自分自身で

 

お母さん自身は、そう思っていないかもしれない。

 

 

 

もしくは、本当は子どものことがとても大切で

 

愛おしくて仕方ないんだけれど

 

お母さん自身の問題として

 

それを伝える言葉を持っていない、もしくは

 

自分自身も、自分の親から伝えてもらわなかったから

 

伝え方がめたくそ不器用なお母さんもいるかもしれない。

 

 

 

つまり、なにが言いたいかって言うと

 

 

あなたはお母さんに

 

愛されていないわけじゃない。

 

認めてもらっていないわけじゃない。

 

ただ、自分がそう思い込んでいるから

 

「愛されていない事実」を作り出しているだけなんだ。

 

 

 

 

大丈夫。

 

がんばっても

 

がんばらなくても

 

あなたは、そのままで大切な存在。

 

 

だから、がんばってもいいし

 

がんばらなくてもいいし

 

そんなことで、あなた自身の価値は変わらない。

 

 

 

大丈夫。

 

そのままで、愛されているよ。

 


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食べても食べても満たされない理由。

Posted on 2014.04.08
  

 

 

「なんで食べ物なんだろう」

 

 

摂食で苦しんでいる人であれば、

きっと一度は、こんな風に考えたことがあると思います。

 

 

 

なんで、この異常な興味の矛先が、

食べ物なんだろう。

 

なんで、この暴力的な欲望の矛先が

食べ物なんだろう。

 

例えばこれが、睡眠とかであってくれたら、

どんなにかラクなのに。

 

 

 

ぜ、食べ物か。

 

それは、人間の持つ、生理的欲求の一つであるから。

また、私は「食べる」ことが、

てっとり早く「幸せ」を体感出来るからじゃないだろうかと、思っています。

 

 

どんなに、過食や過食嘔吐に苦しんでいて

 

もう食べることをやめたい、

こんな食べることばかり考えている生活を送るくらいだったら

死んだ方がまし!

 

そう思っていても、

 

食べることや、食べ吐きすることによって得ているメリット

が、必ずあります。

 

じゃなきゃ、100%デメリットしかないのなら

やめられますって。

 

 

99.99%デメリットでも、

0.01%のメリット(=幸せ)があるからこそ

 

そこにすがって、やめることが出来ないんです。

 

 

 

私は、摂食行為は、

他の別の行為の、代償行為 だと考えています。

 

本当に得たいもの、手に入れたいものは別にあるのに、

それが手に入らないから

 

てっとり早く手に入る食べもので、とりあえず埋める。

 

 

けれどもそれは、本当に欲しいものではなく、

あくまで代償でしかないので、

 

「質」的に満足出来ないため

「量」が増大していく傾向がある。

 

 

だから、どんどん量がエスカレートしていくけれども、

まがいものは、まがいものに過ぎないので、

 

結局は満足することは出来ない。

 

 

本当の意味で、乾きを潤すことが出来るのは、

真に欲しているものだけなのだから。

 

これが、摂食の負のスパイラルの正体です。

 

 

 

あなたが、本当に必要としているものは、なんですか?

 

まずは、それを見極めるのが、

この病気と闘う、一歩です。

 

 


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あなたの食生活大丈夫?摂食度診断テスト

Posted on 2014.04.07
  

 

摂食障害は、自分に病識がないのが

特徴のひとつです。

 

私も、体重30キロ割って入院した時ですら、

 

自分を拒食症だとは思っていませんでした。

 

どこも悪くないと思っていましたし、

むしろ、身体が軽くなって調子がいい!くらいの認識でいました。←これがもうビョーキ

 

 

つまり、自分ではそうと気付かないうちに

 

「摂食に片足突っ込んでいる」

 

可能性もあります。

 
 
 

以下は、自分自身の経験と、

多くのクライアントさんの傾向から分析した

典型的な摂食障害の症状です。

 

みなさんの食生活は、大丈夫ですか?!                            

 

高確率で当てはまる方は

一度カウンセリングにいらっしゃることをおすすめします。

 

—————————————

 

1、 何を食べていいのかが分からない

2、 「一人前」の量が分からない

3、 他の人が、どのくらいの量を食べているかが気になる

4、 食べることが楽しくない。食べたあと、自己嫌悪を感じる

5、 体重計の数字が気になる。1gでも増えていると、気分が悪い

6、 1日に何度も体重計の乗らずにいられない

7、 食べ物のことが頭から離れず、他のことが手につかない      

8、 食事を摂る時間にこだわる。決めた時間に摂れないことが、何よりイヤ

9、 食べたら吐かずにいられない

10、 食べた後、トイレに行かずにいられない

11、 気持ちが悪くなっても、食べることををやめられない

12、 周りの人から「痩せているね」と言われても、太っていると感じる   

13、 絶えず身体を動かして、運動していないと不安

14、 料理はつくっても、自分で食べず、人に食べさせたい

15、 なんでも完璧にやらないと、気が済まない

16、 自分のことは、好きじゃない

 


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